トリキュラーと女性
避妊成功確率約100%の低用量ピル(OC)の基本情報を記載しています。避妊効果や月経困難症などへの効果と影響及び副作用などピルの様々な特徴に加え、お得になる購入方法にも言及しています。

避妊成功確率約100%低用量ピル

低用量ピル(OC: Oral contraceptives)は単にピルとも呼ばれ、1960年にアメリカで販売開始されて以降現在では180ヶ国で約1億人の女性が利用している女性が主体的に避妊をするための経口避妊薬です。低用量ピルにはエストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンが配合されています。
低用量と呼ばれる所以は、エストロゲンの含有量が35μg以下であるためです。

ピルを飲んでいる女性低用量ピルには一定量の女性ホルモンを毎日経口摂取することによって卵巣を休眠状態にして、排卵を止める働きがあります。正しい飲み方さえしていれば、100%の避妊効果が得られます。欧米では生殖年齢にある約4割の女性が低用量ピルを活用して避妊を行っているというデータがあります。

低用量ピルは卵胞を成熟させるホルモンの分泌を抑え排卵を抑制すると同時に子宮の内側の内膜の増殖を抑え、精子が着床し難い環境を作ります。子宮の入り口の粘液を変化させ、精子が子宮へ入りづらくさせる効果も持っています。従来の避妊方法とは違い、低用量ピルは排卵そのものを止めてしまうことによって確実な避妊を実現した画期的な方法です。

低用量ピルは妊娠していなければいつでも飲み始めることが出来ますが、月経中に飲み始めるというのが原則です。太りやすくなるという噂はもはや昔のもので、配合する女性ホルモンの量が適切な量に抑えられている現在のピルでは服用しても太ることはありません。
妊娠したくなったら服用を止めるだけでよく、不妊になることもありません。
ピルを服用することによって肌がきれいになる、生理痛が軽減するといった避妊の他のメリットも報告されており、女性にとってとてもリスクが少なく、安心で安全な避妊法です。

ピルを飲むことは日本ではあまり一般的ではありませんが、先進国の女性の間では当たり前に行われていることです。ピルによる避妊を行うようになってパートナーとの関係が良くなった、自分に自信を持つことが出来るようになったという女性も少なくありません。
低用量ピルでの確実な避妊は、不安のない快適な生活をする上でこれから欠かせないことになって行くでしょう。

ピルの原理と使用方法及び購入方法

ピルとは女性が使用する避妊薬で、卵巣で作られるホルモン「卵巣ホルモン」と「黄体ホルモン」が主成分となっています。
卵巣から分泌される女性ホルモンは脳からの指令を受けて分泌します。したがって体外からピルを使用して女性ホルモンを取り入れることで、脳がすでに女性ホルモンを排出したと勘違いをして卵巣へのホルモン分泌が止まります。こうすることで卵巣はうたたね状態になり、排卵が起こらなくなることから妊娠を防ぐことができるのです。

またピルを使用している間は内膜が厚くならないので着床もしにくくなります。
子宮頸管から分泌される粘液も濃くなり、子宮の入り口を狭めるので精子の侵入を防ぎます。万が一精子が侵入してきても、排卵が起こらないので受精することはありません。

処方された避妊薬のイメージピルを初めて使用する場合は、月経が始まった第1日目から飲む方法と月経が始まって最初の日曜日から飲む方法があります。前者の方法だと使用開始日は分かりやすいですが、月経開始日のコントロールができなくなります。
後者の方法だと飲み始めの最初の1週間は他の避妊具との併用が必要ですが、月経が週末に重なりにくくなり、毎周期の始まりが日曜日となり覚えやすいため、飲み忘れを防ぐことが出来ます。
ピルの購入方法ですが、市販では販売されていないので、産婦人科で診療を受けて購入するようになります。ネットでの購入は安全性に問題がありますので、控えた方が良いでしょう。
尚、低用量ピルは保険適用外です。

ピルには避妊の他にも月経困難症や過多月経、子宮内膜症など様々な症状への効果も期待できます。副作用として吐き気などの症状が起きることがありますが、2~3周期で治まっていきます。また、長期間の使用で、子宮頸がんのリスクが高まることもあります。現在の使用有無にかかわらず定期健診を受けて下さい。なお、使用中に不明な点や不安な点があった場合は必ず医師に相談しましょう。

低用量ピルを服用した場合の副作用について

女性が自分の望まぬ妊娠を簡単に防止できるピルは、若い世代の女性達を中心に支持を集めています。安全な避妊薬として様々な国で広く服用されている低用量ピルですが、本当に副作用は無いのでしょうか。

公表されている低用量ピルの副作用に、吐気がしたり頭痛を覚えたり、また乳房が痛くなったりといったようなことがあげられています。
たいていの場合は4、5日で収まるようですが、時には長く続くこともあるので、そうした場合は一応医師に相談した方がいいでしょう。
また、子宮頸がんになるリスクが非服用者に比べると若干高くなると言われています。
ただ、上記のような副作用はほとんど気にならない程度のものなので、普通の健康体の方が服用する場合には、それほど神経質になる必要はないでしょう。

但し、気を付けていただきたいのは、喫煙者や血栓のリスク等を負った方々です。
喫煙される方が低用量ピルを服用される場合、喫煙本数や年齢にもよりますが、非喫煙者に比べて服用によるリスクが100倍以上高まるとの報告もあります。
もし服用を考えているのでしたら、事前に医師とよく相談したうえで服用して下さい。
また、低用量ピルには血栓などができやすくなるという特徴もあります。
健康な人が服用する分にはほとんど問題にはなりませんが、元々そうしたリスクのある方が服用されると血栓症などを起こすことがありますので、注意しましょう。
乳癌など婦人科系の既往症のある方も服用は避けた方がいいでしょう。

低用量ピルは手軽に飲むことで完璧な避妊を実現でき、服用をやめればすぐにでも妊娠することも可能な、女性にとって理想の避妊薬です。
しかしあくまで薬剤であるという事実を踏まえて、慎重に服用しましょう。

関連記事はこちら